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Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使う!対応機種と申し込み方法は?
20年4月8日、待望のRakuten UN-LIMITがスタートしました!
Rakuten UN-LIMITは、データ通信無制限に加えてかけ放題がセットになり、海外への通話も無料、更に、SMS送信無料という驚きの新プランです。
無制限のデータ通信回線がセットになっているので、これをモバイルルーターとして使ったら最強じゃん!と思った方も多いと思います。
今回は、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使う方法と、無制限データ通信エリアの注意点、モバイルルーターとして使える端末についてご紹介します。
Rakuten UN-LIMITはモバイルルーターとして使える?
Rakuten UN-LIMITの最大の特徴は、何と言っても無制限データ通信が可能な点でしょう。
データ通信無制限なら、WimaxやポケットWi-Fiなどの代わりに、Rakuten UN-LIMITの回線をモバイルルーターとして使いたい!と思いますよね。
しかも、先着300万人限定で一年間利用料が0円、その後すぐに解約しても解約金がかからないので、使い捨てのモバイルルーターを探している方にはもってこいです。
では、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターのように契約することはできるのでしょうか?
結論を先に言ってしまうと、Rakuten UN-LIMITはモバイルルーターのように使えるけど、あまりオススメできるサービスではありません。
何故かというと、モバイルルーターとして使うには楽天自社回線に対応した端末を購入しなければならない点と、データ通信無制限になるエリアが狭すぎるからです。
Rakuten UN-LIMITの無制限データ通信のエリア
Rakuten UN-LIMITはデータ通信無制限とうたいつつも、実はデータ無制限になるエリアとならないエリアがあります。
まずは、下の画像を見て下さい。これは東京周辺のRakuten UN-LIMITサービスエリアを拡大表示したものです。
よく見ると、濃いピンクの部分と薄いピンクの部分に分かれていますね。
この濃い部分のエリアが、楽天モバイルが基地局を整備しているエリアです。このエリア内であれば基本的に無制限のデータ通信が可能です。
では逆に、薄いピンクのエリアになるとどうなのでしょうか。実は、薄いピンクのエリアではデータ通信が無制限にならず、5GBに制限されてしまいます。これは、楽天自社回線の整備が間に合わず、auから電波を借りてサービスをしているからです。
もし、5GBを使い切ってしまった場合は通信速度が1Mbpsに制限されてしまいますが、楽天自社回線エリア(濃いピンク)に入れば、無制限の高速データ通信が行えます。
このように、エリアによって通信制限がかかってしまうため、移動して使うモバイルルーターには向いていないのです。
ちなみに、東京周辺以外でデータ通信無制限のエリアは、名古屋市周辺と大阪、京都、神戸が対応しています。
これは、名古屋市周辺のサービスエリアを拡大表示したものです。名古屋市全域が無制限データ通信のエリアになっていますね。
これは、関西地区のサービスエリアを拡大表示したものです。大阪の中心部と京都、神戸の一部がデータ無制限エリアになっていますね。
これらの地域から出ないのであれば、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使うのはアリだと思います。逆に、移動が多い方なら基本的にデータ通信量は5GBと思って頂いた方が良いでしょう。
また、地下鉄やビルの中など、無制限データ通信のエリア内であっても5GBの制限がかかることがあります。
これは、楽天自社回線で使われている電波の特性が、障害物や回り込みに弱く、地下鉄の奥やビル内部には届かないからです。
この場合は、auのローミングエリアとして接続され、都心部でも5GBの制限がかかってしまいます。ですので、いつでもどこでもデータ通信が無制限、というわけにはいきませんので注意して下さい。
ちなみに、このサービスエリアマップは2020年4月現在のもので、日々新しくエリアが整備されています。
もしかしたら、この記事を読んでいる時点であなたの使いたいエリアが楽天自社回線エリアに整備されている可能性もありますので、詳細については楽天モバイルのサービスエリア検索で調べて見て下さい。
楽天モバイルの公式サイトでは、GPSを使ってピンポイントでサービスエリアを調べることが可能です。
Rakuten UN-LIMITのサービスエリアをピンポイントで調べる!
Rakuten UN-LIMIT対応端末
もし、Rakuten UN-LIMITのデータ通信無制限エリア内でしか使わないから、モバイルルーターとして使いたい!という方は、どの端末を選べば良いのでしょうか?
まず前提として、Rakuten UN-LIMITではポケットWi-FiやWimax、ドコモWi-Fiの白ロムなどは使えません。これは、対応している周波数や通信技術が違うために使うことができないからです。
ですので、基本的にRakuten UN-LIMITを契約して使うためには、楽天モバイルで販売されている機種を購入する必要があります。
Rakuten UN-LIMITでは、AtermMR05LN RWと、Aterm MP02LNが対応機種として販売されています。
一部WIMAXルーターも使用可!
非公式ですが、WIMAXルーターのW03,W04,W05もRakuten UN-LIMITの回線を使うことが出来ます。
詳しくは、Rakuten UN-LIMITでWIMAXルーターW03,W04,W05を使う!設定と注意点まとめ!で詳しく解説していますので参考にして下さい。
ただ、Rakuten UN-LIMITでは通信だけのプランは提供していませんので、これら機種でモバイルルーターとして使っても料金は2,980円と変わりません。
それなら、かけ放題もセットで使えるように小さいスマホを契約して、これをモバイルルーターとして使った方がお得です。
楽天モバイルでは色々な種類のスマホが販売されていますが、その中でもモバイルルーターとして使うならRakuten Miniがオススメです。
モバイルルーターとして使うなら、Rakuten Miniがオススメ
Rakuten Miniはその名の通り、非常にコンパクトでシンプルなスマートフォンです。液晶画面が3.6インチなので、iPhone3Gなどの昔の端末の大きさに近いですね。
大画面のスマホが主流の中で、この機種をメインで使う方が本当にいるのかどうか疑問ですが、モバイルルーターとして使ったり、2台持ちして使うならアリかな、と思っています。
Rakuten UN-LIMITでは、基本的にかけ放題とデータ無制限回線がセットになっているので、モバイルルーターのような通信プランだけの提供はありません。
また、通信エリアもまだまだ狭いので、いきなり乗り換えるよりも2台持ちして様子を見たいという方も多いと思います。
このような事を見越してか、楽天モバイルでは小さくて最低限の機能の端末を安く販売することで、モバイルルーターとして使ったり、二台持ち用として使ったりする需要を満たすつもりなのでしょう。
モバイルルーターとして使うなら、Rakuten Miniに限らず何でも良いのですが、機種代が高くなるので余りオススメできません。
また、他の機種では大画面で重たいため、常に持ち歩くのには不向きです。
このような点を考慮すると、Rakuten Miniなら安くて軽くて小さいので、モバイルルーターとして使うにはうってつけと言えますね。
Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして契約するには?
では、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして契約するにはどうすれば良いのでしょうか?
繰り返しになりますが、Rakuten UN-LIMITでは通信回線だけの提供はありません。ですので、普通にRakuten UN-LIMITを契約して使うことになります。
楽天モバイルではRakuten UN-LIMITの契約と同時に端末をセットで購入することができます。
この時に、Rakuten Miniなどモバイルルーターとして使いたい機種を選んで契約すればOKです。
あとは、届いたスマホで「テザリング」という機能を有効にすれば、モバイルルーターと同じように使うことが可能です。
テザリングとは、スマホのインターネット通信を他のスマホや機器に分けてあげられる機能のことです。
テザリング機能を有効にする具体的な手順については、各スマートフォンの取扱説明書をご覧下さい。
Rakuten UN-LIMITは固定回線として使うのがオススメ
これは管理人の個人的な意見ですが、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使うのは、正直言ってコスパも悪いですし、サービスエリア的にもまだまだです。
もしRakuten UN-LIMITのデータ通信無制限エリア内に住んでいるのであれば、Rakuten UN-LIMITを固定回線として使うのはいかがでしょうか?
固定回線と言えば、フレッツ光やケーブルテレビなどの有線インターネットが主流ですよね。これらに加えて無線での固定回線としてWimaxやSoftBankAirなどが有名です。
フレッツ光などの有線インターネットは通信制限が無く快適に使うことができますが、そのぶん料金が高いのがデメリットです。例えば、戸建てなら月に6000円から8000円ほどかかってしまいます。
逆に、無線での固定回線として有名なWimaxやSoftBankAirでは、料金が安い代わりに通信制限がかかったり、混雑する時間帯に通信が劇的に遅くなったりする問題があります。
例えば、Wimaxは3日で10GB以上の通信をすると1Mbpsに制限がかかってしまいますが、月額料金は3000円から4000円程度と比較的安めです。
このように、今までの固定回線は何らかのデメリットが存在しました。ですが、Rakuten UN-LIMITを固定回線として使った場合はどうでしょうか?
基本的に移動しないので、5GBの制限がかかる心配はありません。常にデータ通信が無制限になる事に加え、料金は2980円と破格です。混雑する時間帯は通信が遅くなる懸念がありますが、それでも通信制限がかかるWimaxに比べれば天と地の差でしょう。
しかも、今なら先着300万人限定で1年間使用料が0円になるキャンペーンを行っています。一年間固定回線がタダで使えるなら、かなりオイシイ話ですよね。
Rakuten Miniならモバイルルーターとしても使えるし、もし使い物にならなくても解約金はかかりません。通信エリアや品質を確認する為にも、是非この機会に試しておくことをオススメします。
Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使う!対応機種と申し込み方法は?まとめ
以上が、Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使えるかどうかについてでした。
ここまでの流れをまとめると・・・
- Rakuten UN-LIMITはモバイルルーターとしても使える
- ただ、データ通信無制限エリアは限られている
- Rakuten UN-LIMIT対応端末を購入する必要がある
- Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使うのは、あまりオススメできない
- どうしても使いたい方は、端末はRakuten Miniがオススメ
- モバイルルーターとして使うよりは、固定回線として使うのがオススメ
という感じです。
Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使う場合は、使いたい場所が無制限データ通信エリア内かどうかが重要になってきますね。
もし無制限データ通信エリア外で使うことが多そうなら、かなりコスパが悪いのでやめておいた方が良さそうです。
それよりも、固定回線化して使った方が5GBの制限を心配する必要がなくなるのでオススメですよ。
回線速度や安定性については今後どうなるのか分かりませんが、通信量と料金の面から見て最強の固定回線として候補に挙がることは間違いありません。
今なら先着300万人限定で1年間使用料が0円になるキャンペーンを行っていますので、是非この機会に通信のパフォーマンスを試してみて下さい。