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ドコモのスマホから楽天モバイルへ乗り換える下準備

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ドコモのスマホから楽天モバイルへ乗り換えるとき、ドコモポイントが失効してしまったり、今まで使っていたドコモメールやドコモ連絡帳の中身が消えてしまったりすると困りますよね。

実は、何もせずにドコモから乗り換えてしまうと、ドコモポイントもドコモメールの内容もドコモ電話帳の内容も消えてしまいます。

そうならないためにも、今回はドコモメールの内容とドコモ連絡帳の中身を消えないように端末に保存する作業(バックアップ)と、ドコモポイントを引き続き使うためのdアカウントの発行方法をご紹介します。

iPhoneの方は「ドコモのiPhoneから楽天モバイルへ乗り換える下準備」をご覧ください。

目次

dポイントを引き継ぐために dアカウントを発行する

通常のポイントサービスであれば解約と同時にポイントやアカウントが消失してしまいます。しかし、ドコモでは解約直後にdアカウントを引き続き使用する手続きをすることで、dポイントを引き継ぐことができます。

そのためには、解約前に今の契約情報と紐づいたdアカウントを発行しておかなければなりません。下記の手順でdアカウントを発行し、dポイントを引き継げるようにしましょう。

スクリーンショット 2017-10-26 12.12.562.png

dカウントの発行をするために、Wi-Fiを切ってから以下のアドレスをタップしてください。Wi-Fiを切ってドコモの回線からアクセスすることにより、契約情報を自動で認識してくれます。

https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi8/id/register

fig_regflow_pc_s2

上記のアドレスにアクセスすると、このような画面になります。携帯電話を契約したときに登録した暗証番号4ケタを入力して次に進んでください。

fig_regflow_pc_s3

すると、上のような画面になります。登録するdアカウントのIDが選べるようになっていますが、一番上のdocomo.ne.jpのメールアドレスはIDに登録しないでください!

これからドコモを解約してしまうので、ドコモのメールアドレスをIDにしてしまうとdアカウントも使えなくなってしまいます。

上記以外のメールアドレス欄にスマホのGmailアドレスを入力するか、好きな文字列欄に覚えやすい文字列を入力してIDを登録しましょう。

fig_regflow_pc_s5

次の画面に進むと、あなたのスマホにメッセージ(SMS)が届きます。メッセージの中に6ケタの数字が記載されているので、「ワンタイムキー」入力欄に入力してください。

fig_regflow_pc_s4

次に進むと上図のような確認画面が表示されます。間違いがなければ、「上記の内容で発行する」をタップしてdアカウントの発行を完了してください。これでdアカウントの発行は以上になります。

dアカウントを発行することで、解約後にdアカウントを引き続き使用する手続きができるようになります。

手続きの方法は、「ドコモ解約後にするべきこと」で説明しています。

ドコモメールの内容を端末に保存する

(ドコモメールの内容が消えても問題なければこの項目は飛ばしてください)

ドコモメールで送受信した内容は、端末に保存されているように見えていますが、実はドコモのメールサーバー(クラウドサーバー)から読み出しています。

そのため、ドコモを解約するとメールサーバーに保存されているメールが削除されてしまいます。これと同時にドコモメールで送受信した内容がスマホから全て削除されてしまいます。

これを防ぐためにも、ドコモメールでやりとりしたメール内容を端末に保存(バックアップ)しましょう。

ドコモメールのバックアップ方法

Screenshot_2017-11-15-16-08-21.jpg

まずは、ドコモメールを起動し、受信BOX一覧を表示させます。

上図のように受信BOXの一覧が表示されたら、受信BOXのすぐ左に□マークがあります。この□マークをタップすると、チェックマークがついて選択することができます。バックアップしたい受信BOXをタップして選択してください。

Screenshot_2017-11-15-16-08-29.jpg

上図のように、チェックし終わったら、右下にある「その他」をタップしてください。そうすると、「フォルダ内メール削除」と「メール保存」の項目が表示されます。

今回はメールを保存したいので、「メール保存」をタップします。メール保存をタップすると、上図右側のように「端末に本文を取得済みのメールを保存します。よろしいですか?」というメッセージが表示されるので、「はい」をタップします。

Screenshot_2017-11-15-16-08-50.jpg

上図のようにメールの保存先を選ぶ画面が表示されます。保存先はすでに端末に設定されているので、特に変更する必要はありません。そのまま、右上の「決定」をタップします。

そうすると、「メールを保存してもよろしいですか?」という確認メッセージが表示されるので、「メール保存」をタップしてメールを保存します。

これでドコモメールのバックアップが完了しました。次の手順で、バックアップしたメール内容を閲覧できるようにしましょう。

端末に保存したドコモメールを閲覧できるようにする

上述の手順でドコモメールを保存しても、メール内容を閲覧できるようになっていません。下記の手順で、端末に保存したメールをドコモメールアプリで見られるようにしましょう。

Screenshot_2017-11-15-16-09-39.jpg

まずはドコモメールの受信BOX一覧の画面まで戻ります。

ドコモメールの受信BOX一覧の画面でメニューキー(スマホの画面したにある「三」のマーク)を押すと、上図のようにメニュー一覧が表示されます。そのなかの「メール取り込み」をタップします。

次の画面で取り込みたいバックアップを選択する画面が表示されます。上図右のように、先ほど保存したファイル名が自動的に表示されているので、タップします。

Screenshot_2017-11-15-16-09-53.jpg

上図のように、「選択したファイルを取り込みますか?」と聞かれますので、「OK」をタップします。

OKをタップした直後にメールの取り込みが始まります。取り込みが終わると上図右のように完了メッセージが表示されるので、「OK」をタップして終了します。

取り込んだメールを閲覧するためには「クラウド表示」から「ローカル表示」に切り替える必要があります。次の手順で、「クラウド表示」から「ローカル表示」に切り替えましょう。

Screenshot_2017-11-15-16-07-58.jpg

「ローカル表示」に切り替えるために、まずはドコモメールの受信BOX一覧の画面まで戻ります。

受信BOX一覧の画面まで戻ったら、上図のように、「フォルダ一覧」のすぐ下にある「クラウド」と表示されている部分を、指で右に滑らせると切り替えることができます。「ローカル」になるまで指を滑らせてください。

ローカル表示に切り替わると、上図右のように「フォルダ一覧(ローカル)」という表示に変わります。上述の手順で保存したメールはこの画面の受信BOXから閲覧することができます。

以上が端末に保存したドコモメールを閲覧する方法です。

ドコモ電話帳のバックアップ

厳密に言えば、ドコモを解約してもドコモ電話帳に登録したアドレスは消えません。しかし、ドコモ電話帳はドコモが販売したスマホでしか使えない電話帳になっており、もし次に買い換える端末がドコモ以外だと、ドコモ電話帳は使うことができません。

新しい端末でもアドレス帳を引き継いで使うためには、スマホの標準連絡帳アプリにドコモ連絡帳の内容を登録し直す必要があります。

こうすることでGoogle連絡先にも自動的に保存され、端末を新しくした場合や、複数の端末を使っていても同じ電話帳の内容を同期して使うことができます。

このGoogle連絡先はGoogleアカウントに紐づいているので、スマホの初期設定をするときに今回使ったGoogleアカウントで初期設定を済ませれば、自動的に電話帳が同期されるようになっています。

以下の手順で、ドコモ電話帳の内容をGoogleに登録し直しましょう。

Screenshot_2017-11-23-00-03-30

まずは、ドコモ電話帳をタップして起動してください。

ドコモ電話帳のメイン画面が表示されたら、スマホのメニューキー(スマホ画面下にある三マーク)をタップしてメニューを表示させます。

上図のように、メーニューが表示されます。その中に「インポート/エクスポート」という項目があるのでタップします。

電話帳からのインポート/エクスポートメニューが表示されたら、上図右のように「表示可能な電話帳を共有」をタップします。

Screenshot_2017-11-23-00-03-50

上図のように、「アプリケーションの選択」画面が表示されます。これは「保存したい電話帳をどのアプリで保存しますか?」という意味です。

今回の保存先はGoogleドライブを使って説明しています。Googleドライブにしておくと、機種が変わったり他社に乗り換えたりしても保存したデータを取り出すことが出来るので便利です。

スマホを初期設定した時からGoogleドライブは標準で使えるようになっていますので、保存先にこだわりがなければGoogleドライブにしておくのが良いでしょう。

Googleドライブをタップしたら、「今回のみ」をタップします。

Screenshot_2017-11-23-00-04-15

次にドライブへの保存画面が表示されます。自動的に入力されているので、特に変更する必要はありません。

そのまま「保存」をタップして電話帳を保存します。これでドコモ電話帳のバックアップが完了しました。

連絡帳(アドレス帳)の復元

上述の手順でドコモ電話帳の保存をしても、まだGoogle連絡先に登録されていません。以下の手順で、ドコモ電話帳の内容をGoogle連絡帳にコピーしましょう。

Screenshot_2017-11-23-10-59-45

まずは、アプリ一覧から、「Googleドライブ」をタップして起動します。上図のように、チュートリアルが表示されたら「スキップ」をタップしてください。

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上図のように、Googleドライブに保存した一覧が表示されます。上述の手順で保存したドコモ電話帳がクイックアクセスに表示されているので、タップしてください。

Screenshot_2017-11-22-23-47-182

上図のように、アプリケーションを選択が表示されます。ドコモ電話帳とスマホの標準電話帳が選択できますが、今回はスマホ標準の連絡先に保存します。上図のようにタップして選択し、「今回のみ」をタップします。

次に表示される連絡帳を作成するアカウントでは、「Google」をタップします。

これでバックアップしたドコモ電話帳の内容をGoogle連絡帳に移行できました。

重複した連絡先を削除・非表示にする

この手順を行うと、下記のようにドコモ電話帳の表示とGoogle連絡帳の表示が重複して表示されてしまいます。

分かりにくいので、ドコモ電話帳の重複分を削除するか、ドコモ電話帳の表示を一括で非表示にしてしまいましょう。

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重複分を削除・非表示にするために、スマホ標準の電話帳をタップして起動してください。

この例ではSamsunのgalaxyで行っています。機種によっては標準の電話帳アプリの表示や操作が若干異なります。

多少の違いはありますが、似たような表現になっていますので、お使いの機種の表示に合わせて行ってください。

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標準の電話帳アプリを開くと、上図のようにdマークのドコモ電話帳とgマークのGoogle連絡帳が重複しています。

上図右のように、数が少なければドコモ電話帳だけを手動で削除すれば完了です。しかし、数が多いと削除するのが大変なので、以下の手順でドコモ電話帳だけ非表示にすることができます。

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スマホの画面したにあるメニューキーをタップすると、上図のようなメニューが表示されます。その中にある「表示する連絡先」をタップしてください。

すると上図右のように、どのアカウントの連絡先を表示させるか選ぶことができます。先ほどGoogle連絡先に登録した内容だけ表示させたいので、あなたのGoogleアカウントをタップしてください。

Screenshot_2017-11-23-00-11-02

そうすると、上図のようにGoogle連絡先に登録した内容だけ表示されます。もし足りない連絡先があった場合は手動で追加してください。

以上でドコモ電話帳からGoogle連絡先に移行するやり方でした。

まとめ

これでdポイントを引き継ぐためのdアカウントの作成、ドコモメールのバックアップ、ドコモ電話帳からGoogle連絡先への移行が完了しました。

ドコモのスマホから楽天モバイルへいつ乗り換えても大丈夫な状態です。楽天モバイルへ乗り換える具体的な手順については、ドコモのスマホから楽天モバイルへ乗り換える方法まとめを参考にしてください。

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