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ドコモから楽天モバイルへ乗り換える流れ
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるとき、全体的な流れがわからないと行動しづらいですよね。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるタイミングは「月末」です。翌月になってしまうと、使っていないのにパケットパックやカケホーダイの月額かかかってしまいます。
そのほかに、ドコモメールやドコモ電話帳のバックアップとdポイントの引き継ぎ手続きが必要です。これらも含めて、楽天でんわのインストールやプラン変更ができるマイページのログイン方法など、乗り換えた後の流れまでをわかりやすく解説します。
(ここでは流れだけを説明しています。実際の詳しいやり方については「ドコモから楽天モバイルへ乗り換える前に確認すべきこと」の記事をご覧ください。)
ステップ1 動作確認済み端末の確認
ドコモの端末なら基本的に全て動作しますが、Android端末では、2011年以前に発売された機種では動作確認が取れていません。動作確認済であっても、デザリングができない機種があるため確認が必要です。
また、iPhoneでは古いと事実上使えない機種があります。例えばiPhone5cでは動作確認済み端末に乗っていますが、アプリの更新や新しいアプリがダウンロードできません。これはAppleがiPhone5cのサポートを打ち切ってしまったためです。なので、事実上使えない端末となりました。
これらの端末に該当する場合は、新しい端末に買い換えたほうがいいでしょう。
それから、Android端末はSIMサイズの確認も必要です。上図のように、動作確認済み端末からSIMサイズを確認することができます。
iPhoneの場合は全機種nanoSIMサイズなので、これさえ覚えておけば特に確認する必要がありません。
ステップ2 dアカウントの作成
今まではドコモを解約したらポイントが消滅するため、すべて使い切ってから解約するのが定番でした。しかし、dポイントになってからは解約してもdポイントはそのまま引き継げるようになったため、無理やり使い切らなくても良くなりました。dポイントを引き継ぐためには、ドコモを解約する前にdアカウントの作成をしておかなければなりません。
また、以下の2年縛りの確認や、SIMロック解除の手続きはマイドコモから行うため、まずはdアカウントを作成しておく必要があります。
ステップ3 2年縛りの確認
2年縛りとは、2年間使うことを約束して基本料金を割引するサービスのことです。2年以後も自動更新となり、更新月以外の解約には解約金がかかります。
この更新月を確認するために、上述の手順で作成したアカウントで、マイドコモにログインします。契約情報の確認から更新月を確認することができます。
この更新月が3ヶ月以内なら、それまで待ったほうがいいです。それ以上なら、解約金覚悟で乗り換えてしまったほうが安くすみます。
ステップ4 ドコモメールのバックアップ
ドコモメールの内容はドコモのメールサーバー(クラウドサーバー)に保存されているため、端末に記憶されていません。今まで送受信したメール内容は、ドコモを解約する前に端末に保存しないと消えてしまいます。
このメール内容が消えてしまわないように端末に保存することをバックアップと言います。バックアップをすることで、今まで送受信した内容を残しておけるようになります。
ステップ5 ドコモ電話帳のバックアップ(Android端末のみ)
ドコモ電話帳アプリは、ドコモのスマホでしか使うことができません。ドコモから楽天モバイルに乗り換える以上、次に買い換える端末はドコモ以外になります。
この時、ドコモ電話帳をバックアップしていないと、新しい端末にドコモ電話帳のデータを引き継ぐことができません。新しい端末に引き継ぐためには、スマホの標準電話帳に保存し直す必要があります。
大切な電話帳が消えてしまわないよう、ドコモ電話帳のバックアップを行いましょう。
ステップ6 iPhoneのSIMロック解除
SIMロック解除とは、ドコモの回線以外は使えないようにするロックのことで、ドコモで販売された端末は全てSIMロックがかかっています。
iPhoneはもともとau、ソフトバンク、ドコモの全ての周波数帯に仕様上対応しています。そのため、SIMロックを解除しておけば、マイネオやワイモバイルなどのドコモ以外の回線でも使うことができます。
ちなみに、Android端末はドコモの電波しか掴めない仕様になっているため、SIMロックを解除しても他社の回線では使うことができません。
ドコモのiPhoneはSIMロックの解除をしなくても楽天モバイルを利用することができます。しかし、僕はiPhoneのSIMロックを解除しておくことをオススメしています。
その理由は、以下の3つです。
- iPhoneのSIMロックを解除すると、将来売却する際に査定額が上がるから
- SIMロック解除の手続きはドコモを解約するとできなくなるから
- SIMロックを解除することでau系のマイネオやソフトバンク系のワイモバイルなどの格安SIMでも使えるようになるから
今は楽天モバイル以外に乗り換える先は考えていないと思いますが、SIMロックを解除することによって、乗り換える候補の格安SIM会社が増えることはあなたにとってプラスになります。
ドコモを解約する前にSIMロックの解除をしておきましょう。
ステップ7 MNP予約番号を月末に取得する
ドコモから楽天モバイルへ月末に乗り換える手続きを行うのが最もお得です。翌月になってしまうと、使っていないのにカケホーダイとパケットパックの月額料金が発生してしまいます。
このMNP予約番号には15日の有効期限があります。楽天モバイルへ乗り換えるには、MNP予約番号を取得してから5日間以内に乗り換え手続きをする必要があります。
ステップ8 楽天モバイルへ乗り換え手続き
楽天モバイルの申し込みページから乗り換えの手続きを行います。手続き後は、本人確認書類のアップロードと開通手続き、端末の通信設定が必要になります。
ここでは流れなので、具体的な申し込み手続きは省略します。
ステップ9 楽天でんわの設定、インストール
ドコモのかけ放題と比べて、楽天モバイルのかけ放題を利用する方法が違います。楽天モバイルのかけ放題を利用するためには、電話番号の前にプレフィックス番号と呼ばれる識別番号(0037-68)を追加しなければなりません。
Android端末では、端末の設定画面から使用したいプレフィックス番号を登録することができます。こうすることによって、標準電話帳に自動的にプレフィックス番号を追加することができます。
一方iPhoneでは、Android端末のような機能がありません。その代わり、楽天でんわアプリがプレフィックス番号を自動的に追加して電話を発信してくれます。iPhoneでは基本的に楽天でんわアプリから電話をかけることになります。
ステップ10 楽天SIMアプリのインストール
楽天モバイルのデータ通信量を確認したり、節約したりするのに便利なアプリです。そのほかにも、オプションの契約手続きや、データ通信量を追加する手続きが簡単に行えます。
必ずしも必要としないアプリですが、入れておくと便利なアプリです。
ステップ11 メンバーズステーションへログイン
上記のSIMアプリでは出来ないプラン変更や繋がる端末保証を適用する端末を登録するために使います。この他にも、通話料の確認や請求額の確認はメンバーズステーションからすることができます。
他にも楽天モバイルから転出する手続きや解約など、メンバーズステーションでしか行えない手続きがあります。どこでなんの手続きができるのかを確認するために、契約した直後にメンバーズステーションでのぞいておくことをオススメします。
ステップ12 dアカウントの引き継ぎ手続き
ドコモを解約する前に発行したdアカウントでログインすると、引き継ぎ手続きが行えます。
この引き継ぎ手続きには期限があり、解約後200日以内に行わないとアカウントが制限されて利用できなくなります。この場合は、ドコモショップで手続きを行うと再度使えるようになります。
しかし、ネットの簡単な手続きでこの手間が省けるのであれば、やっておいたほうがいいです。
ステップ13 dポイントクラブアプリのインストール
dポイントを確認したり、貯めたりするにはdポイントクラブアプリが必要です。dポイントクラブアプリは、アプリストアからダウンロードすることができます。
上述の手順で引き継ぎ手続きを済ませたdアカウントでログインすることでdポイントの引き継ぎが完了します。
まとめ
以上がドコモから楽天モバイルへ乗り換える流れです。公式サイトでは乗り換える手続きだけしか解説されていませんが、きちんと引き継ぎするとなると結構な作業量になります。
実際にはドコモメールの内容がなくなっても問題ない場合や、dポイントが貯まっていない場合もありますので、不必要な項目は飛ばしていただいて結構です。
今回は流れなので理解できない部分もあるかもしれません。具体的な乗り換え手順は「ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるまえに確認すべきこと」で解説していますので参考にしてください。