格安SIMは組み合わせて更に安くする時代へ❗
楽天自社回線の通信品質に不安がある方は、他社通信×RakutenLinkアプリで快適通信+無制限かけ放題がタダ❗
SoftBankから楽天モバイルに乗り換えるベストタイミングは月末! 方法と注意点を徹底解説!
やっとSoftBankの高額な月額から解放される! と胸躍りつつも、楽天モバイルへ乗りかえるときの「乗り換えコスト」は正直言って馬鹿に出来ないですよね。できるだけ無駄なコストは支払いたくないし、あわよくば「解約してしまう最後の月のSoftBankの料金は支払いたくない」というのが本音ではないでしょうか?
SoftBankから楽天モバイルに乗り換えたいけど、「乗り換えコスト」が重くのしかかって躊躇している・・・という方に、今回は、「乗り換えコスト」を最も安く済ませる方法について解説します。
楽天モバイルへ最も安く乗り換えられるベストタイミングは?
SoftBankから楽天モバイルにMNP(電話番号そのままで乗り換え)するときは、月初めの「ついたち」が最もお得になります。
これには、楽天モバイルの以下の特徴があるためです。
- 契約初月無料や割引キャンペーンは「ついたち」から適用される
- SIMカードの配達日が指定できる
- SIMカードを受け取った日が契約スタート日になる
という特徴があります。
つまり、月末に楽天モバイルを申し込んでおき、翌月の「ついたち」にSIMカードを受け取りできれば、その月まるまる割引をきかせることが出来るのです。
これがもし、月半ばの20日に乗り換え完了してしまうと、20日〜月末までしか初月無料や割引のキャンペーンが適用されません。初月無料や割引の恩恵を最大限受けるなら、配達日指定で「ついたち」にSIMカードの受け取りをした方がお得です。
しかし、単純に「ついたち」に乗り換え手続きをしてしまうと、SoftBankのトラップが待ち構えています。
SoftBankのトラップに注意!月初めに乗り換えすると大損する可能性が!
乗り換えするときは、SoftBankからMNP予約番号を発行して貰い、その番号を使って楽天モバイルに乗り換えます。それで、楽天モバイルを使い始めた時点で、SoftBankは自動的に解約されます。
SoftBankにわざわざ解約申請をしなくても良いのは便利ですが、例えば3月1日に乗り換え手続きを完了させた場合、SoftBankの料金は3月分全額かかってしまうことになります。
その分、楽天モバイルが初月無料や割引のキャンペーンを行っていますが、殆ど使っていないのにSoftBankの月額が満額請求されてしまうのは、なんだか悔しいですよね。
家族で乗り換えするときは特に注意!
特に注意しなければならないのは、「家族で楽天モバイルに乗り換え」する時です。SoftBankから楽天モバイルに乗り換えするには、以下のようなコストがかかりますが、
- SoftBankの月額料金満額
- MNP予約番号発行手数料
- 楽天モバイルの初期費用
- 楽天モバイルの月額料金満額(スーパーホーダイ)
これらのコストが乗り換える人数分かかってくるので、かなりの費用になってしまいます。そして、この中で特に金額が大きいのが、SoftBankの月額料金です。
SoftBankのカケホやパケットパックは、解約時に日割り計算されないので、月初めに解約しても、月末に解約しても、月額料金が満額請求されてしまいます。
例えば、4人家族の場合、スーパーホーダイプランに月途中で乗り換えすると、SoftBankの月額料金4人分、MNP予約番号発行手数料4人分、楽天モバイルの初期費用4人分、スーパーホーダイ月額料金4人分のコストがかかってしまうので、乗り換える時は数千円から数万円の出費がかかってしまいます。
楽天モバイルの組み合わせプランなら、初月無料のキャンペーンをほぼ常時行っているので、一ヶ月のうち、どのタイミングで乗り換えてもSoftBankの月額料金を負担するだけで済みます。
しかし、スーパーホーダイプランに乗り換えしたいときは、乗り換えにかかるコストが大幅に上昇してしまいます。これは、スーパーホーダイプランは初月無料キャンペーンを行っておらず、日割り計算もされないという条件になっているため、一ヶ月の内、どの日に契約してもプランの料金が満額かかってしまうためです。
ただでさえ通信費が家計を圧迫して苦しいのに、この「乗り換えコスト」はキツいですよね。せめて、解約するSoftBankの月額料金がかからなくなるような裏技はないのでしょうか。
乗り換え時にSoftBankの月額がかからなくなる方法はない?
結論から言うと、あります。実際には、SoftBankの解約月と楽天モバイルの契約月をずらすことによって、SoftBankと楽天モバイルの同時請求を防ぐ事が出来る方法です。
この方法を使えば、楽天モバイルに乗り換えた月に通常はSoftBankの月額料金も発生してしまうところ、楽天モバイルだけのコストに抑えることが可能です!
その方法の流れは、
- 翌月ついたちの一週間前にMNP予約番号を取得する。
- 月末に楽天モバイルの申込をし、その際に「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する 」のチェックを外して申し込みをする。
- SIMカードの受け取り日時を翌月のついたちに指定する。
という流れで行えば、SoftBankの月額と楽天モバイルの月額請求が被らずに乗り換えすることが出来ます。
なぜSoftBankの請求がかぶらないように出来るの?
上述した方法でSoftBankの請求と楽天モバイルの請求を被らないように出来るのは、締め日が関係しています。
楽天バイルは「ついたち」から起算して、「月末」が締め日になっています。つまり、楽天バイルを契約するときは、「ついたち」に申し込むのが最もお得になります。
SoftBankの締め日も同じく「ついたち」から起算して「月末」が締め日になっています。つまり、SoftBankを解約するときは、月末に解約する方が最も無駄がありません。
ということは、月末にSoftBankを解約し、翌月になってから楽天モバイルの利用を開始できれば、SoftBankの月額を発生させずに乗りかえることが出来るというわけです。
このカラクリを利用するには、もう一つ、楽天モバイルはSIMカードが届いた日が利用開始日となる点を利用します。
通常であれば、乗り換え手続きを完了させた日がSoftBankの解約日&楽天モバイルの利用開始日となるのですが、楽天モバイルではMNP切り替え手続きを楽天モバイル側に任せることによって、MNP切り替え完了日とSIMカードの配送日時を意図的にズラす事が可能なのです!
こうすることで、乗り換え申し込み完了日がSoftBankの解約日となり、楽天モバイルの利用開始日は、配達指定をした翌月の「ついたち」になることで、SoftBankの月額料金と楽天モバイルの月額料金が被らないようにすることができるんです!
この方法が使えない場合があるので注意!
ここまで解説した後に言うのも気が重いですが・・・、実は、あなたの契約しているSoftBankの締め日が月末とは限らないのです。
通常の会社であれば締め日は全員共通していますが、SoftBankだけは違います。なぜか、「月末」、「10日」「20日」の3通りあり、これはSoftBank側で勝手に決められてしまうのです。
つまり、「10日」と「20日」は月途中が締め日となっているため、楽天モバイルの請求とズラす事が出来ません。この記事で紹介している方法が使えるのは、「月末」が締め日になっているSoftBankユーザーだけということになります。
ですので、この方法をいきなり実践する前に、あなたがどの締め日なのかを確認する必要があるのです。
締め日を確認してみよう
あなたの締め日が何日なのかは、MySoftBankから確認することが出来ます。以下の方法で確認してみて下さい。
My SoftBankで確認
- お支払日を確認したい携帯電話番号で My SoftBank にログインします。
- 「料金・支払い管理」を選択します。
- 「請求締日」「支払期日」でご確認いただけます。
- iPhone、スマートフォンから確認される場合は、「○月ご請求」 → 「請求締日」「支払期日」でご確認いただけます。
確認できましたか ?
もし、あなたの締め日が10日締め、20日締めだった場合は、残念ながらこの方法は使えません。締め日の関係で、どの日に申し込みをしてもSoftBankと楽天モバイルの請求が被ってしまうからです。この場合は、楽天モバイルが最もお得になる月初めか「ついたち」に乗り換えましょう。
SoftBankから楽天モバイルに乗り換える実際の手順については、【完全攻略】SoftBankから楽天モバイルへ乗り換える方法・注意点まとめで解説していますので、参考にして下さいね。
乗り換え手続きは、下記のボタンから公式サイトで行えます。乗り換え手続きはそんなに難しくなく、5分程度で完了します。
締め日が月末の場合は、この方法を使うことが出来ます。このまま読み進めて乗り換え手続きを済ませましょう。ただその前に、いくつかデメリットがあります。以下のことに注意が必要です。
この方法を使う上でのデメリット
この方法を行う上で、いくつかのデメリットがあります。まず一つは、電話と通信が使えない空白期間が出来てしまうことです。
上述のとおり、楽天モバイルに乗り換え手続きをした時点でSoftBankが解約となります。その時点でスマホの電波表示は「圏外」となり、楽天モバイルのSIMカードに差し替えない限り電話と通信は行えなくなります。
これに加え、楽天モバイルのSIMカードは「ついたち」に指定しているので、SIMカードが届くまでは電話も通信もする事が出来ません。
一応、この対策方法としては、Wi-Fiルーターをスマホとセットで持ち歩くことで通信と電話機能が使えるようになります。Wi-Fiルーターで通信をする事が出来れば、インターネットに加え、050IP電話が使えるので、月額0円で使える050IP電話サービスを利用すれば、電話機能も使えるというわけです。
他にも、もう一つデメリットがあります。それは、家族全員で楽天モバイルに乗り換えたいときです。この場合は、上記の空白期間について家族全員が納得し、月末の一週間で家族全員分の手続きを済ませる必要があるということです。
家族全員分の乗り換えの手続き自体は、これから後述する手順を家族全員分繰り返して頂くだけなので簡単です。問題は、上記の空白期間について、家族全員が納得できるかどうかです。
空白期間については、なるべく月末ギリギリで申し込みをする事で縮める事が出来ますが、それでも限界はあります。楽天モバイルのSIMカードの最短受け取り指定日は、申込日から起算して最短2日後です。つまり、最低でも2日は空白期間が出来てしまいます。
更に、このSIMカードの最短受け取り日時は、お住まいの地域と配達状況によって変わりますので、注意が必要です。
本州・四国の方 | 申込日から2日後~7日後の間で指定可能 |
---|---|
北海道・九州・沖縄の方 | 申込日から3日後~7日後の間で指定可能 |
最短の受け取り日時にしたい場合は、午後3時までに全員分の申し込みを完了しなければならないので、注意しましょう。
楽天モバイルに申し込みする具体的な方法は?
では、実際に楽天モバイルに申し込みをしましょう。SoftBankから楽天モバイルに乗り換える際は、上述した手順に加え、スマホのSIMフリー化が必要になってきます。
つまり、実際の手順の流れは以下のようになります。
- スマホのSIMフリー化の手続きを済ませておく
- 翌月ついたちの一週間前にMNP予約番号を取得する。
- 月末に楽天モバイルの申込時をし、その際に「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する 」のチェックを外して申し込みをする。
- SIMカードの受け取り日時を翌月のついたちに指定する。
MNP予約番号には、有効期限があります。この方法を使う場合は月末に近い「25日前後」に取得しましょう。
STEP1 楽天モバイルに申し込もう
SoftBankスマホのSIMフリー化の手順と、楽天モバイルの具体的な申し込み方については、【完全攻略】SoftBankから楽天モバイルへ乗り換える方法・注意点まとめ」記事で解説しています。SIMフリー化の手続きが済み、MNP予約番号を取得したら、SoftBankから楽天モバイルへ乗り換える手続きに入りましょう。乗り換え手続きは、下記のボタンから公式サイトで行えます。乗り換え手続きはそんなに難しくなく、5分程度で完了します。
※申し込む際は、必ず「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する 」のチェックを外して申し込みをして下さい。
このチェックを、SIMカード到着後にご自身でMNP切り替え手続きを行うことになります。そうなると、今月中にMNP切り替え手続きが完了せず、翌月もSoftBankの月額料金が発生してしまうので注意して下さい。
また、SIMカードの到着日は「ついたち」以降を指定して下さい。今月中に受け取ってしまうと、今月から利用開始日になってしまうので、楽天モバイルの月額料金が無駄に発生してしまいます。
図
楽天モバイルの乗り換え手続きに必要な物
楽天モバイルの契約をする際に必要な物は以下の3点です。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証、パスポート等)
- MNP予約番号
※楽天モバイルでは、クレジットカードだけでなくデビットカードも使えます。また、本人名義の銀行口座で、口座振替も利用できます。
デビットカードで契約したい方は、こちらの記事も参考にしてみて下さいね!
デビットカードで楽天モバイルを契約する方法
手続きの前に、以上の物を準備しておくとスムーズに手続きが出来ます。
家族分の契約はどうすればいい?
家族の分の申し込み方法は、上述した手順を乗り換えたい家族の人数分繰り返すだけです。その際は、楽天モバイルの申し込みページの途中にある「利用者登録」を活用しましょう。
楽天モバイルでは、名義に応じて「利用者登録」をすれば、申し込みする名義とクレジットカードの名義が違っていても契約することが出来ます。
家族分を申し込むときは、月をまたがないように注意して下さい。月をまたいでしまうと、現在契約している携帯の月額が無駄に発生して損をしてしまいます。
できる限りスムーズに家族全員分乗り換えましょう!
STEP3 楽天モバイルの初期設定をしよう
楽天モバイルの契約が無事にすみ、SIMカードが送られてきたら、後は簡単な初期設定を済ませるだけです!
まずは、SIMカードをスマホ本体に装着しましょう。SIMカードの装着方法は、到着時のマニュアルまたは楽天モバイル公式サイトに記載されているので参考にして下さい。
SIMカードの装着が完了したら、次にAPN設定を行いましょう。APNを端末に設定しないと、「電話は出来るけどネットには繋がらない!」という現象が発生します。
APNとは、アクセスポイントネームのことで、接続先を指定する場合に設定します。楽天モバイルではドコモの電波を借りているため、楽天モバイルのSIMカードを挿しただけだとドコモのアクセスポイントに接続しようとしてしまいます。これを楽天モバイルのアクセスポイントに接続させるように設定をする必要があるのです。
これらの初期設定の方法は以下の記事にまとめてあります。SIMカードが届いたら、すぐに設定しましょう!
この初期設定が済んだら、乗り換え手続きは完了です!電話、ネット共に問題なく楽天モバイルが使えるようになります。
この他には、楽天でんわアプリや楽天モバイルSIMアプリなど便利なアプリのインストールと設定を行えば完璧です。詳しいやり方については、楽天モバイルを契約したらすぐに入れたいアプリ4選!を参考にして下さいね。
まとめ
以上がSoftBankから楽天モバイルに最も低コストで乗り換えるタイミングでした。この方法を使えば、本来人数分のSoftBank月額料金が請求されていたところ、ゼロにする事が出来ちゃいます!
この流れをまとめると、
- スマホのSIMフリー化を済ませておく。
- 25日付近にMNP予約番号を取得する。
- 「自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する 」のチェックを外して申し込みをする。
- SIMカードを「ついたち」の配送日指定で受け取る
これで、契約した初月は楽天モバイルの月額費用だけで済むようになりますよ!
あなたもこの方法を使って、家族全員で乗り換える際にかかる「乗り換えコスト」を減らしてみて下さいね!