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Rakuten UN-LIMIT対応機種、オススメはどれ? 失敗しないための選び方を徹底解説!

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20年4月8日、待望のRakuten UN-LIMITがスタートしました!

Rakuten UN-LIMITは、データ通信無制限に加えてかけ放題がセットになり、海外への通話も無料、更に、SMS送信無料という驚きの新プランです。

毎月のスマホ代を安くしたい方や、無制限のデータ通信回線を求めていた方にとっては、もう契約を検討している段階かもしれませんね。

しかし、Rakuten UN-LIMITを契約するには楽天自社回線に対応した機種が必要になります。

ここでは、Rakuten UN-LIMITの対応端末とオススメの機種のご紹介、さらに5Gサービス開始や新規電波割り当てなども考慮して、失敗しない端末の選び方を管理人の主観を交えて解説します。

目次

Rakuten UN-LIMIT対応機種、なぜ必要?

この記事を読んでいる方はもうご存じかもしれませんが、Rakuten UN-LIMITを契約するためには楽天回線対応の機種を購入する必要があります。

これは、スマホ本体が楽天自社回線に接続するために必要な、技術的な対応がされていなければならないからです。

ですので、SIMフリー端末などで対応バンドが合っていたとしても、楽天自社回線には接続できない可能性があります。

これはRakuten UN-LIMITのQ&Aにも次のように書かれています。

[質問4]楽天モバイル以外で購入した楽天回線の対応製品は使用できますか?
[回答4]弊社ネットワークに必要な技術対応がなされていない場合、同じモデルの機種であっても、ご利用いただけない可能性がございます。楽天モバイルにて、ご購入いただいた機種を動作確認済みとして推奨しております。

よく、格安SIMの契約には、docomoやau、SoftBank等を解約した後の端末を使い回しすることがありますよね。Rakuten UN-LIMIT基地局で使われている周波数(対応バンド)は、1700MHzとauのローミングエリアで使われる800MHzです。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1225018.htmlより引用

auの端末はこの2つの周波数に対応しているので、Rakuten UN-LIMITでも使えるかもと思うかもしれません。

しかし、Rakuten UN-LIMITで使われているネットワークの技術は、仮想化ネットワークという新技術で構築されているので、auの端末では接続できない可能性があるのです。

これは、海外で販売されているSIMフリー端末なども同様です。なので、Rakuten UN-LIMITを契約する際は、対応バンドだけにとらわれず、きちんと楽天自社回線に対応した端末を購入するようにしましょう。

Rakuten UN-LIMIT対応機種、どれを選ぶべき?

Rakuten UN-LIMITを契約するには、対応した機種が必要になる事が分かりました。そうなると、必然的に楽天モバイルで販売されている端末を購入することになります。

機種は数万円から高い物で十万円を超える機種もあるので、なるべく失敗は避けたいところですよね。

Rakuten UN-LIMITの今後も見据えて、どの機種を選べば良いのでしょうか? 管理人の個人的な見解も交えて解説したいと思います。

オススメは安い端末!

最初に結論を言ってしまいますが、Rakuten UN-LIMITで契約する機種は、安い物がオススメです。

これは、今後の5G対応を見据えてと、1700MHz以外の周波数が総務省から割り当てられる可能性があるからです。

現在のRakuten UN-LIMIT対応機種は、基本的に楽天自社回線の1700MHzとauのローミングエリア800MHzに対応するよう最適化されています。これは、4G向けサービスの電波になります。

もし、5Gがスタートしたり、対応エリアを広げるために総務省から新しい電波帯を割り当てて貰った場合は、またその電波に対応した機種に買い換える必要が出てきてしまうのです。

つまり、成長の過渡期にあるサービス開始当初から高額な機種を購入する必要はありません。

よほど金銭的に余裕がある方は別ですが、早くて1年から2年でゴミになるような端末にわざわざ高いお金を出すよりも、安い端末を購入しておいて、サービスが安定してきてから納得いく端末を購入した方が、金銭的にかなりの節約になります。

5Gスタートと新規電波割り当ての可能性

上でも少し解説しましたが、今後は5Gがスタートします。

5Gとは、5世代目という意味で、4世代目の4Gよりも通信速度が100倍になり、低延滞、多数接続を実現した新しい通信技術になります。

この5Gと4Gでは全く違う電波が使われるため、それぞれ電波に対応した機種が必要になります。

楽天モバイルでは、既にn257のミリ波帯の電波と、n77という6GHzに近い電波帯が割り当てられています。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1225018.htmlより引用

各社それぞれ、自社に割り当てられている電波に最適化した機種を発売しますので、楽天モバイルで5Gを使いたい場合は、楽天モバイルが販売する端末を購入しなければなりません。

また、Rakuten UN-LIMITで使われている自社回線では1700MHzが使われていますが、この電波帯だけで全国エリアをカバーするのは不可能と言ってもいいでしょう。

なぜなら、1700MHz帯の電波は特性的に電波の反射や回り込みが弱く、ビルの隙間や地下鉄、屋内、山間部などでは電波が届かないところが多く発生してしまうからです。

このため、Rakuten UN-LIMITではエリアをカバーするためにauから電波を借りていますね。

auから電波を借りている状況ではauに多額の利用料を支払うことになるため、黒字化するには早期に自社回線エリアを広げていく必要があります。

自社回線エリアを全国に広げていくには、1700MHz以外にも電波の回り込みが良い電波帯を割り当てて貰う必要があり、今後どの電波帯が割り当てられるのかについては総務省の判断次第になります。

ですので、Rakuten UN-LIMITではサービスエリアの拡張に伴い、新規割り当て電波に対応した端末でなければ自社回線エリアが狭い、なんて事も起きてくると予想しています。

また、1700MHzだけでは1つの電波に通信が集中してしまうため、利用者数が多くなると極端に通信速度が遅くなってしまう可能性が懸念されます。

ドコモやau、SoftBankではキャリアアグリゲーションという技術で、通信速度を速めたり電波の安定性を確保していますよね。

キャリアアグリゲーションとは、複数の違う電波を束ねて通信を行う技術のことです。ドコモでは、以下の画像のように、5つの電波を同時に使っています。

Rakuten UN-LIMITでも新規電波帯が割り当てられれば、このようなキャリアアグリゲーションの対応もあり得るでしょう。

この時も、新規の電波帯に対応している事と、キャリアアグリゲーションに対応した端末が必要になります。

このように、いずれにしても楽天モバイルのサービスが向上するに従って端末の買い換えが必要になる可能性は高いです。

遅かれ早かれ端末がゴミになる可能性があるのであれば、高い端末を買うよりも安い端末を使い捨てにした方が良さそうですね。

管理人オススメの機種は?

Rakuten UN-LIMITの今後の展開も考慮して、管理人のオススメ機種をご紹介します。(20年4月現在)

おサイフケータイなら国産スマホ

Rakuten UN-LIMITで購入する端末は、とにかく安く済ますのがオススメです。

その中でも、おサイフケータイ機能の有無を重視する方は国産のスマホがいいでしょう。特に、AQUOS sense3 litearrows RXはコストと性能のバランスが良いのでオススメです。

AQUOS sense3 liteは、主にカメラ機能と液晶の綺麗さを重視する方にオススメで、arrows RXは、防塵防水など、耐久性を追求する方にオススメです。

arrows RXはらくらくスマホのように文字を大きく表示したり、通話の音がハッキリ聞こえる機能等が付いているので、お年寄りの方が使うならarrows RXを選ぶと間違いないと思います。

安さと性能を重視するならOPPO

おサイフケータイ機能は要らない! とにかく性能が良くて、カメラの性能も高くて、大画面が欲しい!という方は、OPPO A5 2020がオススメです。

国産スマホのように凝った作りは無いですが、6.5インチという大画面に高性能CPU、広角4眼カメラを搭載するなど、シンプルかつ高性能にまとまっています。

端末代も安く、9500ポイント引きを利用すれば最も安い端末になります。なんと、下記の楽天Miniよりも安く購入出来るのです。

もし、Rakuten UN-LIMITを解約した後に他の格安SIMでも使う予定があったり、端末を売却する予定があるなら、Rakuten Miniを選ぶよりこちらを選ぶのがオススメです。

Rakuten Miniはモバイルルーターとしてならアリ

Rakuten Miniは販売されている中でも最も安い端末なので、購入を検討している方もいるかもしれません。

Rakuten Miniはその名の通り、非常にコンパクトでシンプルなスマートフォンです。液晶画面が3.6インチなので、iPhone3Gなどの昔の端末の大きさに近いですね。

大画面のスマホが主流の中で、この機種をメインで使う方が本当にいるのかどうか疑問ですが、モバイルルーターとして使ったり、2台持ちして使うならアリかな、と思っています。

Rakuten UN-LIMITでは、基本的にかけ放題とデータ無制限回線がセットになっているので、モバイルルーターのような通信だけの提供はありません。

また、通信エリアもまだまだ狭いので、いきなり乗り換えるよりも2台持ちして様子を見たいという方も多いと思います。

このような事を見越してか、楽天モバイルでは小さくて最低限の機能の端末を安く販売することで、モバイルルーターとして使ったり、二台持ち用として使ったりする需要を満たすつもりなのでしょう。

このように、サブで持ち歩くためにとにかくコンパクトな端末が欲しいという方にはRakuten Miniはオススメです。

1つ注意点としては、Rakuten Miniは楽天モバイルでしか使えないため、中古で販売する際は価格が下落する恐れがあることです。

上述した国産スマホやOPPOなどの機種は他社のSIMカードを挿して使うことができますが、Rakuten MiniはeSIMというデジタルデータのSIMを使うので、基本的に他社では使えません。

Rakuten UN-LIMITの需要は、エリアの関係からそこまで高くありませんので、au回線やドコモ回線に対応した端末の方が高く売れる可能性があります。

もし、端末の売却益も考慮して端末の買い換えを考えている方は、このような端末の中古価格についても考慮しておきましょう。

iPhoneが対応したらiPhoneがオススメ

ここまでは、楽天モバイルが販売している対応端末について解説してきました。

これがもしiPhoneに対応していくなら、iPhoneがオススメです。

ちなみに、20年7月現在ではまだRakuten UN-LIMITに正式にiPhoneが対応していないものの、一部APN設定をすれば使用できるiPhoneや裏技によって使えるようになる事が確認されています。

また、かけ放題を使うために必要な「Rakuten Link」というアプリのiOS版が正式にリリースされたことで、また一歩iPhoneの正式対応に近づいてきました。

iPhoneは幅広いバンドに対応しており、ドコモ、au、SoftBankなどほとんど全ての周波数に対応しています。これはもちろん、Rakuten UN-LIMITで使われている周波数にも対応しています。

iPhoneなら対応バンドが多いので、もし楽天モバイルが総務省から新規電波を割り当てられてもそのまま使える可能性が高いです。

ですので、楽天自社回線対応端末を何度も買い換えて使うよりも、iPhoneを一台買って長く使った方がコストや手間的にもお得に使える可能性が高いと言えるでしょう。

もし今iPhoneを使っている方や、端末を何度も購入したくない方は、iPhoneでRakuten UN-LIMITを使うのがオススメですよ。

Rakuten UN-LIMIT対応機種、オススメはどれ? 失敗しないための選び方を徹底解説!まとめ

以上が、Rakuten UN-LIMIT対応機種の必要性、オススメの機種についてでした。

ここまでの流れをまとめると・・・

  • Rakuten UN-LIMITを契約するには、対応端末の購入必須
  • オススメはとにかく安い端末!
  • 楽天モバイルのサービスレベル向上につれ、端末買い換えの可能性大
  • 5Gサービスの開始や、新たな電波帯割り当てを考慮しておこう
  • モバイルルーター、2台持ちならRakuten Miniはオススメ
  • iPhoneが対応したら、iPhoneがオススメ

という感じです。

Rakuten UN-LIMITは開始したばかりのサービスなので、これからどのようなサービス展開を行っていくのかについては未知数な部分が多いです。

基地局の整備についても、順調に進んでいくのどうかはまだ分かりません。

ですので、余り期待せず、安い端末などで様子を見ながら使っていきましょう。Rakuten UN-LIMITでは、このような点も考慮して先着300万人限定で一年間利用料が0円になるキャンペーンを行っています。

1年後に解約しても解約金はゼロですので、この機会に是非、通信エリアや通信品質を確認してみてはいかがでしょうか?

Rakuten UN-LIMITを一年間ゼロ円で試してみる!

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