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Rakuten UN-LIMITのサービスエリアは? 無制限エリアと5GBエリアの仕組みを解説!

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楽天モバイルは、20年4月8日にRakuten UN-LIMITという新サービスを発表しました!

Rakuten UN-LIMITは、データ通信無制限に加えてかけ放題がセットになり、海外への通話も無料、更に、SMS送信無料という驚きの新プランです。

毎月のスマホ代を安くしたい方や、無制限のデータ通信回線を求めていた方にとっては、どんなサービスなのか、通信エリアはどのくらいなのか気になりますよね。

ここでは、Rakuten UN-LIMITのサービスエリアと対応端末、今後の5G通信の展望について、管理人の主観を交えて解説します。

目次

Rakuten UN-LIMITのサービスエリア詳細

楽天モバイルは、19年に携帯事業に新規参入することを発表していましたが、いよいよ20年4月8日に正式サービスをスタートしました。これによって楽天モバイルは、docomo、au、SoftBankに次ぐ第四の携帯通信事業者となります。

「楽天モバイルが携帯事業に新規参入した」と聞くと、使えるエリアがものすごく狭そうな感じがしますよね。

ですが、Rakuten UN-LIMITのサービスエリアを確認してみると、山間部を除いて日本全国にサービスエリアが展開されていることが分かります。

上の画像は、日本全体がサービスエリア内のピンクになっていますね。ですので、基本的には日本全国どこでも使うことが可能です。

問題は、このサービスエリアを拡大した際に表示される、「楽天自社回線エリア」と「パートナーエリア」の存在です。

無制限エリアと5GBエリアの詳細

これは、東京周辺を拡大した楽天自社回線のエリアマップです。

よく見ると、ピンクの濃い部分と薄いピンクの部分に分かれていますよね。濃いピンクの部分が、楽天モバイルが基地局を整備している「自社回線エリア」で、薄いピンクの部分がauから回線を借りている「パートナーエリア」です。

楽天自社回線のエリアでは、データ通信が無制限に利用することが出来ますが、auから回線を借りているパートナーエリアでは、通信量が5GBに制限されてしまいます。(5GBを超えると1Mbpsに速度制限)

ですので、一見すると全国で使えるように見えますが、楽天モバイルが謳っている無制限通信を行うには、かなり限られたエリアに限定されているのです。

楽天モバイルは携帯事業に新規参入したばかりで基地局の整備がまだまだ進んでいません。これは仕方のないことですが、期待していた人にとっては少しガッカリですよね。

でも、楽天モバイルは数年かけて基地局を全国に展開すると述べています。あなたの住んでいる地域が、今は無制限データ通信のエリアで無くても、数年後には対応する可能性があります。

焦らずに期待して待っていましょう。

東京以外の地域では、名古屋、大阪、京都、神戸の一部が無制限通信に対応しています。(20年4月現在)

これは名古屋市周辺を拡大表示したものです。名古屋市一帯が無制限エリアに対応していますね。

徐々に岐阜県方面と三重県方面、静岡方面にも対応エリアが広がっていきそうです。

 

これは、大阪周辺を拡大したものです。大阪と神戸、京都の一部が無制限データ通信のエリアになっていますね。

これも、徐々にエリアが拡大していくものとおもわれます。

このサービスエリアマップは2020年4月現在のもので、日々新しくエリアが整備されています。

もしかしたら、この記事を読んでいる時点であなたのエリアが楽天自社回線エリアに整備されている可能性もありますので、詳細については楽天モバイルのサービスエリア検索で調べて見て下さい。

楽天モバイルの公式サイトでは、GPSを使ってピンポイントでサービスエリアを調べることが可能です。

Rakuten UN-LIMITのサービスエリアをピンポイントで調べる!

Rakuten自社回線に対応している機種は?

サービスエリアの詳細が分かったところで、今度は楽天自社回線に対応している端末について説明しておきます。

Rakuten UN-LIMITでは、楽天モバイルが整備しているエリアと、auから回線を借りているエリアがあると解説しましたよね。

この二つのエリアはそれぞれ違う電波で運用されているため、基本的にはこれら二つのエリアに対応している機種が必要になります。

また、海外のSIMフリースマホなど、スマホの仕様上でこれら二つのエリアに対応していたとしても、SIMカードが認識されなかったり、認識出来ても上手く通信ができなかったり、通話が途切れてしまったりする不具合が発生する場合があります。

もし、docomoやSoftBank、auなどから乗り換えを検討していた方は、手持ちのスマホがSIMフリー機種であったとしても、Rakuten UN-LIMITでは使えないと思った方が良いでしょう。

ですので、Rakuten UN-LIMITを契約する場合は、楽天モバイルが公式に対応していると発表している機種を購入することが必須となります。

楽天モバイル公式サイトでは楽天自社回線に対応した機種を申し込みと同時に購入することができますので、非対応機種を間違えて購入することはありません。

Rakuten UN-LIMIT対応機種の値段についても、高性能で10万円以上する高価な物から、2万円程度で買える安価な機種まで揃っています。

更に、端末割引キャンペーンなどを行っている場合がありますので、申し込みの際は是非チェックしてみて下さい。

Rakuten UN-LIMITに対応した機種を見てみる!

どうなる? 楽天自社回線の今後のエリア展開について

最後に、Rakuten UN-LIMITの今後のエリア展開について、管理人の主観を交えて解説したいとおもいます。

現在のRakuten UN-LIMITの無制限データ通信のエリアは、主に首都圏のみしか対応していません。地方に住んでいる方は、もう少しエリアが広がってから申し込みをしようと考えている方が多いと思います。

では、いつ、どのくらいの期間で地方まで無制限データ通信のエリアが整備されるのでしょうか?

また、次世代高速通信である5Gのスタートはいつ頃になるのでしょうか?

楽天モバイル自社回線の基地局は着々と増えており、20年3月時点で3400を超えています。

同社広報によると、基地局の敷設状況は19年10月末時点で2300局。3月末までの敷設目標3432局に対し、67%の進捗率だ。これを12月には3000局まで増やし、目標の9割近くまで敷設できる見込みだという。11月7日に開いた楽天の第3四半期決算説明会で三木谷浩史会長兼社長は、「基地局の整備は前倒しで進んでいる」と話しており、3月末を待たずして目標数を達成できそうな勢いだ。

BCN+R
楽天モバイル基地局は2300に、進捗67%ながら現時点では大健闘 - BCN+R 第4のキャリアとして、10月に自前回線による携帯電話サービスがスタートした楽天モバイル。

このように、基地局の整備自体は順調に進んでいるようです。

では、今後のエリア展開はどうなっていくのでしょうか。これについては、地方の田舎を整備するよりも先に、地方都市を整備していく可能性が高いと思っています。

地図で見ると、札幌、仙台、広島、福岡などの比較的人口が多い地方都市にはまだ整備されていません。

これら地方都市の整備が優先され、首都圏郊外と地方都市郊外は後回しになっていくものと考えています。

この理由は単純で、ビジネスとしてサービスを提供する以上、契約者が多く見込める地域を優先的に整備するのが当然だからです。

この地図に表示されている都道府県から離れている地方、例えば新潟や四国、鹿児島などは当面、データ無制限エリアの整備は望めないと考えて良いかもしれません。

Rakuten UN-LIMITは5Gに対応する?

20年4月現在、楽天モバイルでは5G正式サービスについてまだ発表がありません。ただ、時代の流れからして必ず4Gから5Gに移行していくことは確かでしょう。

では、今後近いうちに、楽天モバイルは5Gのサービスを開始するのでしょうか? これについては、当面先だと思っています。

理由については、4Gエリアの整備もまだされていない内に、5Gの基地局を整備することができないからです。

5Gの電波は、マイクロ波というとても周波数の高い電波を使用します。この電波は、高速通信ができる代わりに、基地局1つあたりのカバーエリアがとても狭く、そのぶん数多くの基地局を整備しなければなりません。

また、5Gは電波の回り込みが弱いために、屋内やトンネルの内部までは届かない事があります。

これを解決するために、エリアが広く電波の回り込みがいい4Gのエリア内に5Gの基地局を整備していくということを計画して行っているのです。

 

楽天モバイルでは4Gのエリア整備がまだ始まったばかりですので、5Gが整備されるのは当面先とみていて良いでしょう。

先ほどの地図にあった地方都市まで4Gエリアが整備された頃くらいに、東名阪で5Gがスタートする感じではないでしょうか。

docomoやau、SoftBankが5Gをスタートした際も、まずは東名阪の首都圏のごくごく一部、駅内部やスタジアムだけという感じでした。

ですので、楽天モバイルが5Gをスタートするのは当面先、スタートしてもごくごく一部のみとなるでしょう。

Rakuten UN-LIMITで5Gが使えるのは夢が膨らみますが、当面先になりそうですね。

Rakuten UN-LIMITのサービスエリアは? 無制限エリアと5GBエリアの仕組みを解説!まとめ

以上が、Rakuten UN-LIMITのサービスエリアの詳細と対応機種、5G通信サービスの展望でした。

ここまでの流れをまとめると・・・

  • Rakuten UN-LIMITは基本的に日本全国で使える
  • ただし、自社回線エリアとパートナーエリアに分かれている
  • 自社回線エリアはデータ無制限、パートナーエリアは5GBの通信制限がある
  • 自社回線エリアは整備中で、主に東名阪エリアのみ
  • Rakuten UN-LIMITを契約するには、対応した機種が必要
  • 5G通信サービス開始は当面先、もしくは開始されても首都圏のごく一部

という感じですね。

Rakuten UN-LIMITはサービスが開始された直後なので、無制限データ通信が可能と言っても東名阪の一部のみにとどまっています。

これ以外に住んでいる方は、基本的に5GB制限がかかってしまうので、少しガッカリですよね。

ただ、今後は広島や札幌、福岡などの地方都市にも基地局が整備されていくと思います。1年後には、かなりのエリアが楽天自社回線エリアになっていてもおかしくありません。

今後のサービスエリア拡大に期待しましょう。

楽天モバイルでは、Rakuten UN-LIMITのサービス開始記念として、先着申し込み300万人限定で一年間月額が0円になるキャンペーンを行っています。

月額以外にも、事務手数料が無料になったり、解約金が0円、端末が割引になるなど、ほぼノーリスクでRakuten UN-LIMITを使うことが可能です。

もし、Rakuten UN-LIMITの申し込みに迷っている方は、今のスマホ契約はそのままに、Rakuten UN-LIMITを新規契約して試してみるのはいかがでしょうか。

いきなり乗り換えをするよりも、安全にお試しすることができるのでオススメですよ。

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