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楽天モバイルに子供向けの端末やプランはある? 制限のかけ方や運用方法を徹底解説!
近年、子供を狙った犯罪の増加から、子供の安全確認や連絡を取り合うために、子供用のスマホを持たせたいという需要が高まっています。
子供の位置情報を共有したり、LINEで連絡を取ったり出来て、かつネットやアプリ、スマホの利用時間を制限できる端末が楽天モバイルにはないのでしょうか。
楽天モバイルなら、家族全員で乗り換えれば楽天スーパーポイントが貯まるので、そのぶん月額費用を抑えることが出来ますよね。
そこで今回は、楽天モバイルの子供向け端末やプランの有無、制限のかけ方や契約の仕方などを解説します。
楽天モバイルのスマホを子供に持たせても大丈夫?
子供向けの携帯電話と言えば、キッズケータイやマモリーノなど、子供の利用に特化した端末が販売されていますよね。これらの子供用携帯やスマホは、楽天モバイルで取り扱っていないのでしょうか?
残念ながら、楽天モバイルではキッズケータイやキッズスマホ等の子供向け端末は取り扱っていません。楽天モバイルを子供用に使わせるなら、普通のスマホに機能制限をかけられるアプリを使うか、ガラケーを持たせるかのどちらかになります。
そもそも、子供用のスマホと普通のスマホの違いは何なのでしょうか?
実は、子供用のスマホも普通のスマホも、機能制限をかけるという意味ではどちらも出来ることは変わりません。普通のスマホでも、iフィルターなどのアプリを利用して機能制限をかければ、子供用として使うことが出来るのです。
ですので、楽天モバイルで販売されている普通のスマホでも、きちんとフィルタリングアプリを導入すれば子供に持たせても大丈夫です。
iフィルターとは
iフィルターとは、フィルタリングアプリの一種です。フィルタリングアプリは、ペアレンタルコントロール機能とも呼ばれています。このアプリを導入すると、スマホの機能を制限したり、閲覧できるウェブサイトを制限したり出来るなど、子供が安全にスマホを利用出来る環境を整えることが出来ます。
iフィルターは楽天モバイルで月額300円のオプションとして提供されています。楽天モバイルの契約者が18歳未満の場合は、このオプション加入が必須の条件になっています。
iフィルターで出来ること
iフィルターでは、以下のような利用制限をかけたり、見守りをする事が出来ます。
- 離れた場所でもインターネット利用状況を確認出来る
- 利用時間を制限できる
- スマホの利用状況を確認出来る
- アプリの利用を制限できる
それぞれどのような機能なのか、詳しく見てみましょう。
離れた場所から見守れる機能は、主にパソコンからスマホの利用状況をチェックすることが出来ます。また、パソコンが無い場合でも、スマホ等のメールアドレスに利用状況を通知させることが可能です。
利用時間制限は、指定した時間帯にスマホ本体の利用を制限したり、インターネットの利用を制限できる機能です。夜の寝る前や朝の通学の前など、好ましくない時間帯に利用制限をかけることで、健全な生活を育む手助けになります。
利用状況のチェックは、スマホを利用した履歴をグラフ化し、どのアプリや機能をどれくらい使ったかを一目で確認出来る機能です。この他にも、インターネット検索をかけた単語も履歴としてみることが出来るので、どのような事に関心を持ってインターネットを使用しているのかを把握することが出来ます。
フィルタリング設定については、年齢にあったボタンを押すだけで簡単に設定することが出来ます。見ていいもの、見せないものの設定も、カテゴリをチェックするだけでOKです。
ゲームやSNSなどのアプリも、使っていい、使わせないの設定が出来ます。こちらも、年齢を入力するだけで、年齢に適したアプリしか使えないようにする事が出来ます。
この他、アプリのダウンロードを制限、個人情報を収集するような危険なアプリを警告、有料課金の防止、位置情報の取得機能なども使うことが出来ます。
iフィルターが利用出来ない機種があるので注意!
このiフィルターは、特定の機種で利用出来ない場合があります。子供用のスマホを選ぶ際は、このリストにあるスマホは選ばないようにして下さい。主に、中国メーカーのHUAWEIが販売している端末は使えないことが多いようです。
利用することが出来ない機種は、以下の通りです。(2018年8月16日時点)
iフィルターが利用出来ない端末
- HUAWEI nova lite 2
- P20
- P20 lite
- Mate10 Pro
- nova lite
- P10 lite
- VAIO Phone Biz
- AQUOSケータイSH-N01
- Honor8
- Honor9
- nova、P9
- P9 lite
- P10
- P10 Plus
HUAWEIのスマホは性能が高い割に安くて人気ですよね。楽天モバイルでは1万円以下で販売するキャンペーンを行っていたりするので、「子供向けの使い捨て端末としていいかも・・・」と思いがちです。
しかし、iフィルターが対応していない機種が多いので、機能制限をかけることが出来ません。子供向けとしては不向きですので、安くてもこれらの端末は選ばないようにして下さい。
子供にはどの端末をもたせたらいい?
上記に、iフィルターが使えない端末を書きました。これらの端末以外であればどれでもいい、と言いたいところですが、子供は大人と違って使い方が雑だったり手が小さくて扱いづらかったりしますよね。
ですので、スマホ選びも子供にあわせて選んであげることが必要です。そこで、管理人が子供向けに適しているスマホを選んでみました。
管理人がオススメする子供用スマホの条件とは
子供用スマホとして求める性能は、以下のようなものです。
- 機能制限、フィルタリングがかけられる(ペアレンタルコントロール)
- 位置情報を取得できる
- 防水、防塵、耐衝撃性能がある
- スマホの操作を簡単に出来る
- 子供がいつも持ち歩ける大きさ
- なるべく本体代金が安い
このような条件を加味し、楽天モバイルで販売されている端末から選んだ結果、管理人のオススメは富士通のarrows M04です。
arrows M04は、石けんで洗えるくらいの防水仕様や画面が割れにくい耐衝撃性能など、子供の雑な扱いでも壊れにくい設計になっています。また、シニア向けですが簡単モードという機能が付いており、これなら電話やメールなどよく使う機能が簡単に使うことが出来るので、機械の操作が苦手な子供でも使うことが出来ます。
以下、arrows M04の特徴を1つづつ見ていきましょう。
かんたんモードがある
簡単モードは、よく使う電話や連絡先、メッセージ機能などをホーム画面にわかりやすく表示してくれる機能です。
元々はシニア向けと思われますが、キッズ向けにちょうど良いですよね。これなら、家族の連絡先をワンタップすれば発信することが出来るので、幼児でも簡単に操作することが出来ます。
洗える防水仕様
arrows M04は、スマホでは珍しく洗剤で洗うことが出来るスマホです。洗うかどうかは別としても、これだけの防水性能があれば、雨の日で濡れたり、川遊びで濡らしても壊れることがありません。
画面が割れにくい耐衝撃性
arrows M04は、画面保護フレームにより、落下しても画面が直接衝撃を受けない構造になっています。そのため、画面が割れにくく、子供の雑な扱いでも簡単に壊れることはありません。
端末代金がリーズナブル
arrows M04は、通常価格で34,800円と手が届きやすい価格になっています。今時はガラケーやキッズスマホでも同じくらいの値段ですので、ある程度の出費は覚悟しなければなりませんね。
ただ、楽天モバイルでは端末代金が割り引きになるキャンペーンを行っている場合があります。気になる方は、楽天モバイルの公式サイトをチェックして見て下さいね。
小学校高学年以上なら、iPhoneもオススメ
楽天モバイルでは、iPhoneも取り扱っています。iPhoneは大きくて高いというイメージがありますが、iPhoneSEなら小型で手に持ちやすく、最新のiPhoneに比べて安価です。
「iPhoneを持っていないとクラスの友達に馬鹿にされる・・・」というような理由の場合、Android端末では無くiPhoneを持たせるというのも手でしょう。
「そんな理由で子供にiPhoneを持たせるなんて・・・」と思われるかもしれませんが、子供にとっては大事です。
管理人も小学生の時にいじめを受けていたので、今でもそのトラウマや心身症が残っています。このトラウマのせいでコミュニケーションが上手く取れなかったり、電話が出来ずに就職の面接すら応募できないなど、社会生活の大きな障害になっています。
ですので、子供を健全に育てたいと願うなら、なるべくならいじめられるような因子は避ける方が無難です。
でも、「iPhoneは子供向けとしてどうなの?」という疑問がありますよね。これに関しては、iPhoneは標準でペアレンタルコントロール機能が使えるので問題ありません。
iPhoneで出来る機能制限
- 各種アプリの利用制限
- 対象年齢外のアプリのダウンロード、インストール制限
- アプリの購入を保護者の承認制にできる
- ウェブサイトのアクセス制限
- 「iPhoneを探す」で居場所を検索できる
iPhoneの場合は、iフィルターを申し込まなくても一通りの機能制限をかけることが出来ます。iフィルター無しなら、毎月の月額も安くなるので嬉しいですね。もし、これだけの機能制限では足りない場合はiフィルターを追加しましょう。iPhoneのキャンペーンをチェックする!
子供の位置情報(GPS)をリアルタイムで確認するには?
位置情報の共有機能は、GPSを搭載しているスマホなら無料でする事が出来ます。やり方はGoogleMapアプリで位置情報の共有設定をするだけでOKです。
GoogleMapアプリはAndroid端末、iOS両方に対応しているので、機種を問わず位置情報の共有が可能です。例えば、お父さんがiPhone、子供がAndroid端末の場合でも、GoogleMapアプリで位置情報の共有が出来るので、機種を統一したり、パソコンから確認したりする必要がありません。
子供の位置情報を共有するだけでよいなら、iフィルターなどのフィルタリングアプリを使わなくても良いので、そのぶん月額を抑えることが出来ます。
楽天モバイルに子供向けプランはある?
残念ながら、楽天モバイルには子供向けの料金プランはありません。ですので、大人と同じく「スーパーホーダイ」又は「組み合わせプラン」のどちらかから選ぶことになります。
スーパーホーダイは10分間の国内通話が何度でもかけ放題になるオプションと、高速通信容量を使い切っても1Mbpsで通信が使い放題になる回線がセットになったプランです。
使い放題は、子供向け回線としてはあまりよろしくないので、選ぶなら組み合わせプランがよいでしょう。
組み合わせプランは、上図の通り横軸の「通話SIM」「050データSIM」「データSIM」を選び、次に縦軸の高速通信容量を選びます。
子供向けとしてオススメのプランは、「通話SIMのベーシックプラン」または「050データSIMのベーシックプラン」です。
090や080からの電話が使いたい場合は「通話SIMのベーシックプラン」を選び、050からの電話やLINEの無料通話で事足りるのであれば、料金が安い「050データSIMのベーシックプラン」がオススメです。
各SIMカードの違い
楽天モバイルの組み合わせプランは3つに分かれており、ここで混乱される方も多いかと思います。各SIMカードの違いを簡単に説明すると、一番左の「通話SIM」は電話もSMSも通信も出来るプランで、大手キャリア(docomo、au、SoftBank)と同じ使い方が出来るSIMカードです。
電話番号そのままで楽天モバイルに乗り換えたいときに選ぶSIMなので、多くの方はこのSIMカードで問題ありません。
一番右の「データSIM」は、データ通信のみでSMSや電話は使えません。真ん中の「050データSIM」は、このデータSIMにSMS機能と050IP電話アプリである「Viber」(バイバー)をセットにしたSIMカードです。
データSIMも050データSIMも選ぶ方は少数派で、iPadやタブレットを安く持ちたいときや、ガラケーとスマホの2台持ちをしたいときにはこちらの選択肢となります。
通話SIM、050データSIMには、SMS(ショートメッセージ)機能が付いています。このSMS機能はLINEなどのSNSアカウントを作る際に必要になりますので、SIMカードを選ぶ際はSMS機能が付いているこれらのSIMカードを選ぶようにしましょう。
ベーシックプラン200kbpsのメリット
ベーシックプランと言われても、一体どんなプランなのかよく分からないですよね。ベーシックプランは、高速通信をする事が出来ない代わりに、200Kbpsというとても遅い通信回線が使い放題になっているプランです。
使い放題と言いつつも、正直動画を見たりゲームをしたりするには不自由するくらい遅い回線です。ですので、実際はLINEなどのメッセージ交換や、050などのIP電話や無料通話、軽いインターネット閲覧程度くらいしか出来ないでしょう。
この遅い通信回線は、逆に言うと強制的に動画の閲覧やゲーム等の利用を制限することが出来ると言えます。外で歩きスマホやダラダラと使う事が無くなるので、スマホとの上手な付き合い方を学ぶという点ではオススメのプランです。
また、家ではWi-Fiが使えるので、保護者の監視下の元、ある程度好きなことは出来ます。あとは「食事中はスマホをいじらない」「寝る前の1時間前はスマホをいじらない」「学校に行く前はスマホをいじらない」「勉強中はスマホの電源を切っておく」など、約束事を決めておけば、スマホ依存症も防ぐことが出来ます。
このようにメリハリをもって使うことが出来るようになるので、自制心や自己管理能力が養われます。スマホの使い方について無駄にガミガミ怒鳴ることもなくなり、親子関係も良好になりますよ。
名義は親と子どちらで申し込んだらいい?
子供用のスマホをいざ契約しようと思ったとき、親の名義で申し込むべきか、子供の名義で申し込んだ方がいいのか迷いますよね。
これについては、親名義で子供用の回線を追加するのがオススメです。理由としては、18歳未満が楽天モバイルを契約する場合は、iフィルターの加入が必須になっています。
近年では、AndroidやIOSの基本ソフトウェアに利用制限機能が組み込まれるようになってきました。子供が18歳になる前には、これらの機能が標準で使えるようになるのもそう遠くないと思います。
もしそうなったとしても、子供名義で契約してしまった場合は18歳になるまではiフィルターを解約することが出来ないので、不必要なオプション料金を支払い続けなければならなくなります。
ですので、契約名義は親の名義で申し込みをすることをオススメします。
もし18歳以降に子供名義にしたい場合は、楽天モバイルを一旦解約し、子供の名義で再契約するのがオススメです。
また、大人になるまで子供名義でも問題ない場合は、楽天モバイル申込時に「利用者登録」をすれば親の支払い情報を使って子供名義で契約することが出来ます。
楽天モバイルの申し込み方
「親名義で回線を追加」とか、「利用者登録」と言われても、どうやれば良いのかイマイチ分かりづらいですよね。
ここでは、子供用の回線を申し込む方法をご紹介します。楽天モバイルに申し込みをするには、楽天モバイル公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックすれば始めることが出来ます。
楽天モバイルの申し込みを進めていった先に、「契約者/利用者確認」情報を入力する欄があります。「利用者は契約者と同じです」を選択した場合は、親の回線として扱われ、「利用者は契約者と異なります」を選択して子供の情報を入力した場合は、子供の名義にする事が出来ます。
楽天モバイルの詳しい申し込み方法については、【画像で解説】楽天モバイルの「端末+新規番号」申し込み方法まとめで解説していますので参考にして下さいね。
親御さんへ、激動の社会を生き抜ける子供に育てるには?
これは管理人の個人的な意見になります。
これからの未来は、私達の世代に比べて更に過酷な社会になっていくでしょう。日本は少子高齢化が進み、外国人労働者の受け入れ、AI化やロボット化によって、仕事環境は大きく変わっていきます。さらに、仮想通貨の普及により、急速にキャッシュレス社会に向かいつつあります。
ネットなどで「20年後には無くなっている職業」と検索すると、驚くことに現在の職業のほとんどがなくなってしまうことが書かれています。事実、IT先進国のエストニアでは、税理士や銀行員、公務員などの大半がAIやロボットに仕事を奪われ、失業しています。
このような社会で生き抜く大人にさせるためには、どのような子育てをしたら良いのでしょうか。1つだけ確かなことは、「AIやロボットには出来ない仕事しか残らない」ということです。
つまり、子供のうちからAIやロボットには出来ないスキルや知識を身につけさせていくしか、これからの時代は生き抜いていくことが出来ません。子供が毎日スマホでYouTubeを見たり、ゲームをやったりして無駄な時間を過ごすことは自殺行為でもあるのです。
ゲームやスマホは、確かにいい面もあります。特に、情報を受け取るのに適した端末ですが、情報を提供するにはまだまだパソコンには勝てません。これからの時代は、情報を提供する側にならなければ、勝ち抜いていくことは難しいでしょう。ですので、子供時代はスマホで動画やゲームにはなるべく依存させず、やりたいことや好きなことを伸ばし、自己管理と自主性、創造性を育む教育が必要です。
その為にも、安易にスマホやゲーム機は与えず、「この子にしか出来ないことは何か?」を突き詰める工夫をしてみて下さい。
楽天モバイルに子供向けの端末やプランはある? まとめ
以上が子供向けに楽天モバイルを契約する際のオススメ端末やプラン、制限のかけ方でした。
ここまでの内容をまとめると・・・
- 楽天モバイルにはキッズ用の携帯やスマホはない
- プランもキッズ用のプランがないので、ベーシックプランがオススメ
- 普通のスマホに利用制限をかければ子供用として使える
- スマホ本体は防水、防塵、耐衝撃性能があるものがオススメ
- 名義は親名義で契約し、大人になったら子供名義で再契約がオススメ
というような感じになります。
楽天モバイルでは子供用のプランや端末を扱っていないので、若干不便ではありますが、そのぶん楽天スーパーポイントを貰うことが出来ます。
料金もdocomoやau、ソフトバンクと比べても安いので、楽天モバイルを子供用として契約するにはオススメです。
今回ご紹介したオススメの端末も、キャンペーンによって安くなっている可能性があるので、気になる方は以下のリンクから楽天モバイルの公式ページを確認してみて下さいね。