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楽天モバイルのau回線は契約しても大丈夫? メリット・デメリットを徹底解説!

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2018年10月から、楽天モバイルでもau回線の提供が始まりました!

これを受けて、auの端末そのままで楽天モバイルに乗り換えるようになりました。今まで「楽天モバイルを使いたかったけどauのスマホを使ってるから無理・・・」という方でも楽天モバイルのSIMカードに差し替えれば楽天モバイルを使えるようになります!

でも、速度やサービスレベル、料金など、色々不明なことが多いですよね。今回は、楽天モバイルau回線の特徴と、メリットデメリット、注意点などを解説します。

目次

楽天モバイルでau回線がスタート!

2018年10月に、ようやく楽天モバイルでもau回線が選べるようになりました!

これまではドコモ回線のみの提供であったため、auの端末を使っていた方はmineoかuqMobileの選択肢かありませんでした。

mineoやuqMobileは確かに評判が良いのですが、楽天スーパーポイントが貯まらず、お得感という点では見劣りしてしまいます。

しかし、今回楽天モバイルにau回線が加わったことで、これからは楽天モバイルも候補に加わります!楽天モバイルau回線がピッタリな人は以下のような人です。

au回線をオススメする人

  • auのAndroid端末を使っている方
  • auの月額料金を安く抑えたい方
  • mineo、uqMobileから楽天モバイルに乗り換えたい方
  • 楽天スーパーポイントをもっと多くためたい方

ドコモ回線に比べ、au回線をオススメできる人は限られますが、選択肢が広がるのは良いことですね!

まずは、楽天モバイルau回線の特徴について見ていきましょう!

au回線とは?

楽天モバイルのau回線は、楽天モバイルがauから回線を借りてサービスを提供する格安SIMです。他社で例えると、mineoやuqMobileと同じMVNO(仮想移動体通信事業者)です。

サービスエリアはどうなの?

楽天モバイルが提供するau回線の電波エリア(サービスエリア)は、auと全く同じです。ですので、auが使える地域であれば問題なく使えることが出来ます。

詳しいエリアについては、auの公式サイトで調べることが出来ます。

au公式サイトでは受信最大速度別に調べることが出来ますので、ご自身の地域が電波の届きやすいプラチナバンド(800MHz)に対応しているかや、高速通信に対応しているかも調べることが出来ます。

特に調べなくても、今お持ちのau端末が問題なく使えていれば、楽天モバイルのau回線も問題なく使うことが出来ますよ。

使える端末はどれ?

楽天モバイルのau回線で使える端末は、原則、auで販売されていた端末と一部のSIMフリー機種が使えます。

auで販売されていた端末は、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus以降に発売された最新のiPhoneはSIMロックを解除しなくても使うことが出来ます。

しかし、Android端末と、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhoneSEをお使いの場合は、SIMロックの解除手続きを行わないと楽天モバイルのau回線で使うことが出来ません。もしこれらの端末をお使いで、楽天モバイルに乗り換えたいときは、auのマイページからSIMロックの解除手続きを行いましょう。

SIMロックの解除手続きの詳細については、【完全攻略】auから楽天モバイルへ乗り換える方法・注意点まとめで解説していますので参考にして下さい。

SIMフリー機種については、au回線の4G LTE電波に対応した機種ならOKです。au回線に対応したSIMフリー端末は、楽天モバイルでも販売されているので、もし買い換える際は楽天モバイルから購入しましょう。
楽天モバイルのau回線対応スマホはこちら

3Gには対応していないので注意!

3Gとは、4G LTEの1つ前で使われてた通信規格(電波)です。4G LTEよりも通信速度が遅いですが、未だに対応機種が出回っています。

楽天モバイルで提供しているau回線は4G LTEにのみ対応しており、3Gに対応した機種では利用することが出来ません。

具体的には、2012年冬モデル以前に発売された機種は使うことが出来ません。もし今使っている機種が2012年冬モデル以前の機種だった場合は、残念ながら端末の買い換えが必要になります。

今お持ちの端末で楽天モバイルのau回線が問題なく使えるかどうかは、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済み端末一覧ページ」からチェックすることが出来ます。契約の前に必ずチェックしておきましょう。

動作確認済み端末一覧ページで動作をチェックする!ちなみに、3Gの電波が使えた方がエリアが広がって使いやすいようなイメージがありますが、そうではありません。

auでは、全国的に4G LTE回線への移行が完了しており、3G回線は2022年の3月に終了することが決定しています。3Gで使われていた電波は、今後4Gの次の世代である5G通信として使われます。

ですので、3G対応のスマホやガラケーは、本家auで契約していても使えなくなることが確定しています。この時点で端末の買い換えが必要になるのは明らかですので、今から3Gに対応している機種を購入するメリットは全くありません。

遅かれ速かれ端末を購入する事になるなら、楽天モバイルで販売されているSIMフリー機種を購入した方が安くて高性能なのでオススメです。今のうちから楽天モバイルに乗り換える計画を練っておきましょう。

料金プランは?

楽天モバイルでは「スーパーホーダイ」プランと「組み合わせプラン」がありますが、au回線で契約できる料金プランは、「組み合わせプラン」だけになっています。高速通信容量を使い切っても1Mbpsの通信速度で使える「スーパーホーダイ」のようなプランはありません。

この組み合わせプランでも、「通話SIM」「050データSIM」のみになっており、データ通信だけのプランは契約することが出来ません。「050データSIM」は、SMS機能と050から発信できるIP電話アプリViber(バイバー)とセットになったデータ通信専用のプランです。

楽天モバイルの組み合わせプランとは?

楽天モバイルの組み合わせプランは、まず横軸の「通話SIM」「050データSIM」「データSIM」を選び、次に縦軸の通信量を選ぶ選ぶ形式です。

一番上にベーシックプランという物がありますが、速度をかなり抑えたプランで、ホームページや動画の閲覧は遅すぎて使い物にならないレベルなので、ある程度使う方は3.1GB以上のプランをオススメします。

どのデータ量を選択すればいいかわからないという方のために、簡単な目安を作りましたので、参考にしてみて下さい。

  • ネットやSNS利用が主で、動画視聴はほとんど無い→3.1GBプラン
  • SNSやネットもそれなりに使い、動画視聴もする→5GBプラン
  • ネット利用やYouTube等の動画視聴を頻繁に使う→10GBプラン
  • HuluやNetflix等の動画をメインに見たい→20GBプラン、30GBプラン

ご自身の利用環境に合ったプランを選びましょう。よほどヘビーに使わない限り、通信量については、ほとんど方が3.1GBプランもしくは5GBプランで十分足りると思います。

各SIMカードの違い

楽天モバイルの組み合わせプランは3つに分かれており、ここで混乱される方も多いかと思います。各SIMカードの違いを簡単に説明すると、一番左の「通話SIM」は電話もSMSも通信も出来るプランで、大手キャリア(docomo、au、SoftBank)と同じ使い方が出来るSIMカードです。
電話番号そのままで楽天モバイルに乗り換えたいときに選ぶSIMなので、多くの方はこのSIMカードで問題ありません。
一番右の「データSIM」は、データ通信のみでSMSや電話は使えません。真ん中の「050データSIM」は、このデータSIMにSMS機能と050IP電話アプリである「Viber」(バイバー)をセットにしたSIMカードです。
データSIMも050データSIMも選ぶ方は少数派で、iPadやタブレットを安く持ちたいときや、ガラケーとスマホの2台持ちをしたいときにはこちらの選択肢となります。

通信容量は家族で分け合える? 繰り越せる?

楽天モバイルのau回線でも、余った通信容量は翌月に繰り越したり、シェアしたりすることが出来ます。

余った高速通信容量の繰り越しは無料で出来ますが、家族でシェアしたいときは月額100円のシェアオプションに加入する必要があります。

シェアオプションは、あくまで高速通信容量が余った分を翌月にシェアするだけです。もし余らなければシェアすることが出来ませんので注意して下さい。

通信速度は?

通信速度については、基本的にauのサービスエリアと同様です。どのくらいの速度が実際に出るのかは、auの公式サイトから通信回線の実効速度を調べることが出来ます。

ただし、格安SIMは特性上、auの公式サイトで出ている実効速度よりも通信速度が遅い傾向にあります。楽天モバイルのau回線で実際にどのくらいの速度が出るか、mineoとuqMobileと比べてどうかについては、別記事にて紹介したいと思います。

速度制限はかかる?

楽天モバイルのau回線でも、速度制限がかかる場合があります。速度制限がかかる条件は3つあります。

  1. 契約したプランの高速通信容量を使い切った後は200kbpsに制限されます。
  2. 直近3日間あたりの通信量が6GBを超えた場合に通信速度が制限される場合があります。
  3. 高速通信容量を使い切った後や楽天SIMアプリで高速通信をOFFにしている状態(200kbpsでの通信時)で3日間あたりの通信量が366MBを超えた場合も通信速度が制限される場合があります。

というなかなか厳しい速度制限があります。

高速通信を使い切った後の速度制限は納得できますが、3日で6GBを超えた場合の速度制限は、20GBと30GBのプランでは致命的になりそうです。これでは、ちょっと大容量プランを契約するのは躊躇してしまいますよね。

大容量プランに限らず、3.1GBや5GBの低容量のプランでも速度制限には注意が必要です。低容量プランでは、少ない通信量を効率的にやりくりするために、高速通信をOFFにして通信量を節約する方法が一般的です。

しかし、高速通信をOFFにしている状態で366MBの通信量を超えてしまったり、月途中に高速通信容量を使い切ったりしまうような使い方をしていたりすると、200kbpsの通信ですらさらに速度が制限されてしまう場合があるからです。

この当たりはドコモ回線の方が比較的制限が緩いですね。大容量の通信をしたい場合や、速度制限がかかってしまうのが許せない方は、ドコモ回線を契約した方が良さそうです。

テザリングは使える?

au回線では、残念ながらほとんどの端末でテザリングが使えません。iPhoneは全ての機種でテザリングが出来ず、Android端末でもほぼ全滅に近い状態です。

上図はSONYのXperiaを抽出した物ですが、テザリングの可否は全て×印で全滅です。恐らくauで販売された端末はテザリングが出来ない可能性が高いです。テザリングが可のマークがあるのは、一部のSIMフリー端末のみになっています。

あなたのお持ちの端末がテザリングに対応しているかどうかは、楽天モバイル公式サイトの動作確認ページで確認することが出来ます。契約する前に、必ず確認しておきましょう。

もし、お手持ちの端末がテザリングに対応していなかった場合はどうすれば良いのでしょうか? これについては、端末を買い換えるか、ポケットWi-Fiを別途持ち歩くしか方法は無さそうです。

かけ放題は使える?

楽天モバイルのau回線でも、10分かけ放題を使うことが出来ます。10分かけ放題は組み合わせプランに付けられる月額850円の有料オプションです。

このオプションを契約すれば、10分以内の通話なら、何度でも通話料無料で電話をする事が出来ます。もし10分を超えてしまっても、30秒につき10円の通話料で電話をする事が出来ます。

注意点としては、10分かけ放題を使うときに、楽天でんわアプリをつかうか、電話の先頭に「003768」をつけて電話を発信しなければならない点です。もしこれらを使わないで電話をかけてしまうと、かけ放題は適用されず、30秒につき20円の通話料が発生してしまうので注意して下さい。

そのほか、通話品質については、auの電話網を使っているのでauと同じ通話品質です。

au回線は契約しても大丈夫?

以上の内容から、au回線のメリットとデメリットをまとめてみました。管理人の意見としては、契約するならスーパーホーダイが使えるドコモ回線がいいなぁ・・・というのが本音です。

au回線のメリット

  • auのAndroid端末が活きる!
  • mineoやuqmobileから乗り換えられる
  • 楽天スーパーポイントが貯まる
  • 余った通信容量がシェアできる
  • 余った通信容量を翌月に繰り越せる

au回線のメリットをまとめるとこんな感じです。一番のメリットは、au端末をそのまま使えることでしょうか。

他にも、楽天スーパーポイントを多く貯めたい人にはオススメです。mineoやuqMobileは同じau回線ですが、イマイチお得感がありません。これを楽天モバイルに乗り換える事で、楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。

au回線のデメリット・注意点

  • 料金プランは組み合わせプランのみ
  • SIMロックを解除しないと使うことが出来ない
  • ほとんどの機種でテザリングが出来ない
  • 速度制限がかかる
  • 迷惑電話撃退サービスが有料オプション

メリットに比べ、デメリットが目立ちます。特に、速度制限の条件が厳しいのが致命的ですね。

他にも、ほとんどの端末でテザリングが使えないのも致命的です。iPhoneは全ての機種でテザリングが出来ず、Android端末でもほぼ全滅に近い状態です。

これでは、大容量プランを契約するメリットがほとんどありません。

あとは、ドコモ回線では無料の「迷惑電話ストップサービス」が、au回線だと別オプションの「迷惑電話撃退サービス」となり月額100円の有料オプションとなります。電話をメインに使いたい人にとっては、地味に痛い出費ですね・・・。

楽天モバイルau回線のまとめ

以上が楽天モバイルau回線の特徴とメリット、デメリットでした。

まとめると、

  • サービスエリアはauと同じ
  • つかる端末は、auで販売された端末と一部のSIMフリー端末
  • auから乗り換える場合はSIMロックの解除手続きが必要
  • 速度制限が厳しい
  • ほとんどの端末はテザリングが使えない
  • 楽天スーパーポイントが貯まる
  • ドコモ回線では無料のオプションでも、au回線になると有料になるものがある

という感じですね。

総評すると、管理人としてはau回線はオススメしません。

どうしてもauのAndroid端末が使いたいという理由以外は、ドコモ回線のスーパーホーダイを契約した方が幸せになれそうです。

やっぱり、楽天モバイルの特徴と言ったら10分かけ放題と1Mbps使い放題がセットになったスーパーホーダイが目玉ですからね。その為には、多少の出費を覚悟しても端末を買い換えてしまった方が良いと思います。

楽天モバイルの公式サイトでは、SIMフリー端末があり得ない破格の値段で販売するキャンペーンを行っている場合があるので、ドコモ回線が気になる方は以下から公式サイトをチェックしてみて下さい。

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